近くの木工アトリエの看板犬ゴンちゃん。
数年前までは、うちの前の林道をよく散歩していました。その散歩方法というのがこれまたユニークで、この子は飼い主さんの運転する軽トラの後ろを、いろんな誘惑(他の犬、猫、野生動物)には目もくれずに、一心不乱に走ってました。大きなゴールデンなので、初めて見たときはライオンかと思った(笑)
このところ見かけないと思っていたら、もう歳をとってきたので遠出はできなくなったとの事でした。
新年会でお会いしたご近所の奥様から、木工作家の飼い主さんが昨年秋に亡くなったと聞きました。
彼といつも一緒にいたゴンちゃんのことが頭に浮かび、反射的に「ゴンちゃんは… ?」と聞いてしまった私たち。
遠く離れて住んでいるご家族に引き取られたとのことで、胸をなでおろしました。
今日はなんと、アトリエのお掃除に来ていたご家族にお会いすることができました。
聞けば、ゴンちゃんはしばらく元気にしていたのですが、急に体調を崩してつい最近亡く
なったとのこと… 引き取られて2ヶ月、静かな最期だったそうです。
お話を聞きながら、涙がぼろぼろこぼれちゃいました。
お父さん子だったから、一緒について行ったんだね、きっと。
亡くなる前、まだ元気にしていた頃のゴンちゃんの写真を見せてもらいました。とっても
幸せそうな表情でした。かなり重い皮膚病を患っていた子なのに、最後に会ったときに比
べて、毛がフサフサ生えてきていたのには、心底驚きました。
ゴンちゃん、たくさん可愛がってもらって幸せだったね。
今頃、お父さんと仲良くお散歩してるかな…?
今日はいっぱい君のことを考えていました。いつかまた会えるといいね。