農作業

やっと今年から、米作りオーナー制度に申し込みました。
棚田の農作業に参加しながら、収穫高に応じて作ったお米が頂けるというプログラムです。
その理由は簡単、一度やってみたかったから。稲作について学校でも全く体験してこなかった世代なので、海外からのゲストに対して、お米ができるまでのプロセスを自分の言葉でうまく説明できなかったんですよね。
さて私たちが仲間に入れてもらったのは、街道をはさんで車で5分ほどの集落の山奥にある、ひっそりした隠れ里。80代の長老4名が指導してくれますが、力仕事となるとやはり人手が必要になります。ここでは、ひとり1枚のMY田んぼ制ではなく、20名近くのオーナーで7枚の田んぼをシェアします。
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公式には、田植え、草刈り、稲刈り…と全員参加のイベントが年に数回あるだけで、最後の収穫祭でお米を配布というお手軽なスケジュールですが、普段は集落の長老たちが中心になって、田んぼの面倒を見てくださっています。実際にはほぼ毎週のように作業があり、地元の人は手伝えるときはできるだけ参加する、というルールです。
今日の参加者は6名、シャベルで田んぼの畦の内側を切り揃える「くろ切り」(一般には畦切りというらしい)。
ここのところ降り続いた雨で、田んぼには水がたっぷり入っています。本来はこうなる前にやる作業だそうです。
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正味2時間ほどでしょうか、もくもくと作業にはげんでいたのは。
手作業のあとは耕耘機で「くろぬり」の下準備ができるので、ちょうどお昼で解散となりました。
感想は… U字溝の掃除とそんなに変わらない? やっただけの結果が目に見えるので、気分は爽快♪ 
怖いのはこのあとやってくるに違いない、筋肉痛!
カエルの卵が孵化して、オタマジャクシになっていましたよ。
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震災から1年。変わらない自然の営みに思いを馳せつつの農作業になりました。

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