お出かけ

パーカッショニストの友人が出演するコンサートを聴きに、はるばるサントリーホールまで。
もとはピアノの巨匠ポリーニと共演するはずだったのですが、日本公演では健康上の理由でピアニストが交代。ポリーニ本人は第2部のみ、ソロの出演となりました。
それにしても、小さな身体からあのエネルギーはどうやって生まれるのでしょうか。
渓流を流れる水のような軽やかさと激しさ。全身全霊で奏でる、神々しいピアノ。ヴィンテージワインのように熟成した音色を聴ける機会は、そう滅多にないでしょう。
スタインウェイも調律師もイタリアから連れてきたそうです… ため息。
この友人のお父さんもピアニストで、「聴くなら本物を聴きなさい!」と買ってくれたレコードがショパン、演奏家はポリーニだったそうです。まさか息子が将来共演することになろうとは夢にも思ってなかっただろうけどね、と笑って話してくれました。
彼の打楽器演奏も完璧で、しかも茶人の作法を見ているような、無駄のない美しい動きが印象的でした。
クラシックホールなので、バックステージには世界中の音楽家によるサインがたくさん。
世界のオザワやタケミツによるものもありました。
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田舎暮らしでは文化的なエンターテイメントが少ないので、よい気分転換になりました。
翌日は東京駅の大丸で、ついついチーズや洋菓子を買ってしまいました。デパ地下大好き♪
リニューアルした駅舎はまた次の機会に見て来ようと思います。

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