収穫

このあたりでは8月末からすでに稲の収穫が始まっています。
さすがにコンバインで収穫するのが普通ですが、小さな田んぼでは手で刈り取る人もまだ多いです。
黄金色の美しい稲穂!
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オーナー制度に参加している集落の棚田で、収穫作業をしてきました。
鎌で刈り取ってすがい縄で結わえた稲を、逆さに「はさがけ」にして乾燥させます。
ひとつひとつの工程に、ちょっとしたコツと理由があるのでした。
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新聞紙1枚分の田んぼから約10株、お茶碗3杯分(=大人ひとりが1日に食べる量)のお米がとれるそう。
うちの場合は、2人で1日分かなあ。
この四方を笹で囲った部分が新聞紙1枚分の面積(0.444平米)です。
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刈り取ったお米の香りは日本酒の匂いがする!とぱとモモ父。
また変なこと言ってる…と思っていたら、これが実は正解!
これって稲穂につくカビの一種、種麹菌(Aspergillus Oryzae)の香りなのですね。
酒や味噌、醤油づくりに欠かせない麹、最近では「塩麹」で注目されているあれです。
稲作と発酵食品の関係の奥深さを知りました。
こんなことすら知らなかった私。農業から学ぶことばかりです。
普段はワイン派なのですが、夜は和食で地酒をいただきました。
翌朝起きたら、ハムストリングスが痛い…!
来週は脱穀作業です。

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