お見舞い

10月28日
ぱとモモ父と待ち合わせて、六本木にある漢方のペットクリニックへ。

病状と経過はあらかじめ知らせてあったので、今後の治療方針について相談にのってもらいました。抗がん剤を使うか、使わないかでずっと迷いがあったのですが、先生の言葉で吹っ切れました。
・骨肉腫は予後が非常に悪い。抗がん剤を使ってもガンは完全に治らない事実を受け入れること。何もしないで生活の質を維持する、という治療法もある。
・漢方をとりいれた治療に切り替えてからは、安楽死をさせたことがない。抗がん剤を使って体がボロボロになって、気の毒な最期を迎えるケースが多いけれど、漢方では症状が進行したとしても非常にゆるやかで、最期はおだやかに自然な死を迎えられる。

初めは抗がん剤の副作用を抑えるために漢方の力を借りようと考えていたのですが、こちらの漢方 + 現在飲ませている抗酸化作用の強いサプリ数種 + 食事療法を併用していくことに決意しました。
人間のがん医療で話題になっているK医師の主張には個人的に賛成できないけれど、あと何年生きられるか分からない貴重な時間を、通院と点滴に費やすだけの生活はかわいそうです。パットにはこれまで通り、静かな環境でモモと一緒に、のんびり余生を過ごさせてやりたいと思いました。

… すっかり話し込んでしまい、気づいたら1時間半近くも経っていました。
モモが待っているので、私はまっすぐ東京駅に向かい、高速バスに飛び乗って帰宅。

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ぱとモモ父は今日も川崎に泊まって、パットのお見舞いです。

 
10月29日
ぱとモモ父と交代して、今日は私がお見舞いに。

兄弟犬マーブルのママさんが送ってくれた西新井大師さまのお守りが、こんなところに♪

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様子は映像で見ていて、先生とも電話で話していたので、おおよそのことは把握していたつもりでしたが、やはり実際に会って抱きしめると、もう胸が締め付けられる思いでした。パッちゃん、よくがんばったね♪

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3本足でも歩けるし、用足しもできる!ご飯もしっかり食べて、尻尾もブンブン振れる!
犬の生命力って何てすごいんだろう!

大型犬用のケージは1m四方と思ったよりも大きくて、余裕で中に入れます。カラーを外してやって、ずっと抱っこしていました。
落ち着くまで30分ほどかかりましたが、そのあとはひざ枕で爆睡。グウグウいびきをかきながら、寝ていました。向かいのケージにはレオンベルガーとボクサー。お隣はゴールデン。パットは一番小さい子です♪

3時間があっという間に過ぎて、面会時間終了。明日お迎えに来るからね!と病室を後にしたものの、キャンキャン泣く声が聞こえてつらかったです。
慣れない環境で1週間も一人ぼっち… 本当にかわいそうなことをしました。もうこんな思いは絶対にさせません。

 

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